流浪の月

流浪の月

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出版社
東京創元社
著者名
凪良ゆう
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2019年8月
判型
B6
ISBN
9784488028022

映画化決定!!
監督:李相日 
主演:広瀬すず 松坂桃李
横浜流星 多部未華子ほか出演
2022年公開予定

2020年本屋大賞受賞作

せっかくの善意をわたしは捨てていく。
そんなものでは、わたしはかけらも救われない。
愛ではない。けれどそばにいたい。
新しい人間関係への旅立ちを描き、
実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人間を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

商品レビュー

評価
★★★★★
公開日
2021年9月3日

北斗星 【読書マラソン投稿】

幼女誘拐した男とされた女の子。周りの人は二度と彼らが再会しないようにするだろうが、彼らにはお互いが必要だったのだ。他人には分からない苦しみを癒してくれたのが、お互いの存在だったのだ。私達は何かの「被害者」=「かわいそう、いたわらないと」と考えてしまうが、その背景や状況を知らずに被害者というイメージからのみで、いわゆる「優しい言葉」をかけることは当の本人たちの自由を縛ってしまうこともあるのだと、この本を通じて体感した。

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