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北宋時代、李公麟(りこうりん。1049?~1106)によって描かれ、中国の歴代王朝で“神品”として愛蔵された「五馬図」を原寸で紹介する、唯一無二の画集。「五馬図」は、清王朝終焉後の混乱期に日本に渡り、一度公開されたものの、約80年近く行方知れずになっていた幻の作品。
図版ページでは、原寸図の他に、縮尺全図、拡大部分図で、その魅力を余すところなく伝える。
論文ページでは、中国美術史の第一人者の板倉聖哲(東京大学東洋文化研究所教授)による詳細な解説を掲載。豊富な挿図とともに、「五馬図」誕生とその歴史的な経緯、そして後世に与えた多大な影響を丁寧にたどる。
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