粋な男たち

角川新書

粋な男たち

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出版社
KADOKAWA
著者名
玉袋筋太郎
価格
968円(本体880円+税)
発行年月
2018年7月
判型
新書
ISBN
9784040822112

自分のことを「粋な男だ」なんて、まったく思っていないよ。でも粋に憧れる思いは昔も今もずっと変わらないし、多くの偉大な人たちが見せてくれた「粋」を感じる「センサー」だけは持ち続けているという自負はある――。

【目次】
はじめに

第1章 殿から学んだ「粋」の美学

一番身近な粋な男――北野武
伝説の番組『ビートたけしのオールナイトニッポン』
NHKには出られない芸名
謹慎期間中にもらった殿からの「励ましの言葉」
殿と一緒に酒を呑む「社長会」  ほか


第2章 で、「粋」ってなんなのよ?

「まずは遠慮から」の精神
人生はトラックの荷台のようなもの
地べたからの目線を忘れない
やせ我慢でもがき続ける
すべてを満たさない生き方  ほか

第3章 酒場で学んだ「粋」

殿から勧めてもらった最初のビール
自分の金で呑む酒とタニマチと呑む酒
粋かどうかは財布を出すタイミングでわかる
酒場というのは自己確認の場  ほか

第4章 名もなき粋人たち

主役にも脇役にもそれぞれの生き方がある
新宿二丁目で号泣したあの夜
年金暮らしの越谷のお父さん
完全アウェイのラドンセンターで受け入れられる  ほか

第5章 「粋」を教えてくれたオレの教科書

競輪場はいまだに昭和を生きる男たちのるつぼ
人間臭さ全開のギャンブル、それが競輪
アンチ・アンチエイジング
スナックとは世界遺産の原生林  ほか


第6章 家族から学んだ波乱万丈の「粋」

父の自殺と「使途不明金」
金銭トラブルで姉夫婦と絶縁
略奪愛の結果、「そして継父となる」
育ての父としての責任と覚悟
幸せになるための道はひとつじゃない  ほか

おわりに――人生はやじろべえ

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