連濁の総合的研究

連濁の総合的研究

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出版社
勉誠社
著者名
佐藤武義 , 横沢活利
価格
11,000円(本体10,000円+税)
発行年月
2018年2月
判型
B5
ISBN
9784585280385

日本語特有の音韻現象である連濁は、国内外の研究者のみならず、日本語指導者にも常に注目されてきたテーマである。しかし、その発生条件、発生要因や、日本語全体に及ぶものであるのかという疑問については、今もなお明らかになっていない点が多い。
本書は、悉皆調査を行うことで、現代日本語における連濁現象の全体像を体系的に描き出し、「連濁」「非連濁」の出現を明確な数値で示すことで、客観的な理論化を可能にした。そのうえで、表現上の運用面から連濁現象をとらえ、これまでなされてこなかった統一的な原理による検証を試みる。
今後の連濁研究の基盤となる、挑戦的な一冊。

データベースをCD-ROMとして収載。『現代新国語辞典』の見出し語、全語例を語構成別、語種別に並べ替えて検討することが可能。さらに『日葡辞書』との比較により、通時的な研究にも用いることができる。

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