韓国と北朝鮮は何を狙っているのか

韓国と北朝鮮は何を狙っているのか

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出版社
KADOKAWA
著者名
呉善花
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2018年3月
判型
B6
ISBN
9784046023209

日本を脅かす北朝鮮の核ミサイル、日米から離反し、その北朝鮮、さらに中国へと急接近する韓国、背後で静かに進む在韓米軍撤退計画……。一見、バラバラに見える東アジアの国際情勢はすべて、「南北連合国家」というシナリオにつながっていた!

はたして南北連合国家、そして統一朝鮮が現実になったとき、極東のパワーバランスはどう変わるのか? そこでアメリカは? 中国はどう動くのか? そのとき日本はどうなるか?

韓国と北朝鮮が虎視眈々と狙う戦略について、半島情勢を知り尽くしたエキスパートが、歴史、国際関係、文化論を総動員してそのストーリーを緻密に描き出し、迫りくる危機に警鐘を鳴らす。日本人がいま、目を背けてはいけない「極東の真実」。


〈内容例〉
北朝鮮はなぜ南北融和路線へ転じたのか/核放棄も戦争も起きない可能性/カーターの「在韓米軍全面撤退政策」と朴正煕政権の覚悟/「ソウルを火の海にする」の本気度/寸前で中止されたクリントンの北朝鮮武力攻撃/ブッシュの「極秘対北朝鮮核攻撃計画」のリーク/核開発を持続させていた韓国/六カ国協議の展開と挫折/戦時作戦統制権返還へと一転したアメリカ/二〇二〇年代半ば返還とTHAAD配備/「韓国軍指揮下単一司令部計画」を棚上げしたトランプ/北の「連邦制国家統一案」と南の「南北連合国家案」/関係諸国を排除する「民族自主の原則」/朝鮮半島の命運を決定づけた地政学的条件/中国・ロシアのユーラシア開発とリンクする韓国の構想/韓国の建前だけの「北朝鮮人権法」/国家統制力を強化し全体主義的傾向を強める韓国/韓国に言論の自由は存在するのか/米軍撤退は日本にとって最悪のシナリオをもたらす/北朝鮮問題は国際社会の「平和・安全・人権」問題と捉えよ ……ほか

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