反原子力の自然哲学

ポイエーシス叢書

反原子力の自然哲学

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出版社
未来社
著者名
佐々木力
価格
4,180円(本体3,800円+税)
発行年月
2016年6月
判型
B6
ISBN
9784624932671

近代科学思想が生誕した17世紀ヨーロッパ科学史を専門とする著者が、恩師クーンの「歴史的科学哲学」の延長上に、「文化相関的科学哲学」の学問的プログラムを構想。そのうえで、ガッサンディらの原子論哲学の基礎を考察し直し、20世紀原子核物理学に関する厳密な科学哲学的省察を試みる。ヒロシマ、ナガサキへの原子爆弾投下、チェルノブイリ、フクシマの原子力発電所事故の悲劇を受け、荘子・司馬遷を先蹤として、機械論的自然観に代わる自然哲学構築に挑戦する雄大で挑戦的な試み。
目次
[主要目次]
序 論 「ヨーロッパ諸学の危機」認識からの出発
第一章 文化相関的科学哲学のイデーン
第二章 ベイコン主義自然哲学の黄昏
第三章 近代ヨーロッパ機械論自然哲学への懐疑――数学的自然学と原子論哲学
中間考察 原子核科学から原子力テクノロジーへ
第四章 東アジア伝統自然哲学の可能性――エコロジカルな自然観と伝統中国医学
第五章 東アジアにおける環境社会主義
結論 東アジア科学技術文明の在り方の大転換を!

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