分子昆虫学

分子昆虫学

取り寄せ不可

出版社
共立出版
著者名
神村学 , 日本典秀 , 葛西真治 , 竹内秀明 , 畠山正統 , 石橋純
価格
8,250円(本体7,500円+税)
発行年月
2009年8月
判型
A5
ISBN
9784320056954

近年のゲノム研究により、「昆虫はどのように進化してきたのか?」「翅の形や模様の多様性はどのようにして生まれるのか?」「どういうしくみで音を聴き、匂いを嗅ぐのか?」「ハエが不潔な環境でも生きていけるのはなぜか?」「害虫類はどのようにして殺虫剤への抵抗性を発達させるのか?」などの興味深い問題の答えが次々と明らかになってきている。また、ゲノム情報や遺伝子組換え技術を使い、今まで考えもつかなかったようなユニークな方法で昆虫を利用する可能性も開けてきた。その意味で、昆虫研究は今、最も刺激に富んだ時代にあるといえる。
 本書で取り上げる分野は、遺伝、発生、生理といった基礎分野から、有用昆虫の利用や害虫の防除といった応用分野まで、昆虫に関する主要な研究領域を網羅している。本書を教科書や参考書として読むことにより、ポストゲノム時代の昆虫研究の全体像を俯瞰できるとともに、個々の研究成果の要点を把握できるようにした。
 本書を手にとることが、若い大学生、大学院生諸氏が昆虫研究を始めるきっかけになれば、これに勝る喜びはない。(「序」より抜粋)

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top