やどかり volume 2

小学館文庫

やどかり

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出版社
小学館
著者名
篠原とおる
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
1999年12月
判型
文庫
ISBN
9784091924025

▼第1話/火の壁▼第2話/良太の海▼第3話/汚れた渓谷▼第4話/妻の座▼第5話/秋色観光船▼第6話/枯れた弁護士▼第7話/歪んだ窓口(カウンター)▼第8話/流れない血▼第9話/素足の道▼第10話/いい旅京都▼第11話/たそがれ交信(コール)
●登場人物/志摩律子(鋭い視点で事件を解決する女性弁護士)
●あらすじ/律子の事務所に勤める美知の家の近所で、10日間で3件も火事が発生した。2件はボヤで済んだが、3件目は老女が逃げ遅れ、とうとう犠牲者が出てしまった。警察は張り込み調査をし、浪人生の岡野有ニを現行犯で捕まえた。警察では3件とも有ニの仕業だと判断したが、有ニは一番被害が大きかった3件目の放火は否認。そこで、有ニの兄が律子に弁護を依頼しに来るが……(第1話)。▼律子は休みを利用して、美知と海にやって来た。律子が泳いでいる間、美知は足を滑らせて深い穴に落ちてしまう。あまり人が来ない磯のため、なかなか助けが来なかったが、偶然近くを通りかかった少年が穴に近づいてきた。しかし、美知を助けようともせず、黙って通り過ぎてしまう。戻ってきた律子が気づき、なんとか助かった美知だが、助けようとしなかった少年が許せなかった。その夜、律子たちが宿泊する旅館の近くにあるキャンプ場で泥棒が入ったが、お金を盗んだ犯人として美知を助けなかった少年が捕まっていた。その少年が盗んでいる現場を見ているわけではないと被害者から聞いた律子は、少年からくわしく話を聞こうとするが……(第2話)。

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